ネクストイレブン
2007-09-04


その後無事日本に帰国し、いつも通りの労働生活に復帰。

久しぶりのバングラは、やはり湿度が高く、雨が多く、人も多く、リキシャも多かった。相変わらず人々は暑苦しくも親切だった。そして国内は洪水で国土の半分が水に浸かり、テレビをつければ、緊急援助の物資を待つ人々の行列ばかりが繰り返し流れる。相変わらず何も変わっていないような気もするが、短い滞在中も、好調な経済の一端を感じさせるところはあった。

まず、ダッカ市内に外資系高級ホテルが次々にオープン。ラジソンにWestin。噂のWestinはソフトオープン中のところに、お茶をしに行ったが、中に入ればダッカにいるとは思えない雰囲気とサービスぶり。もともとSheratonもあるのだから、観光客が殆どいない国の割には随分な充実である。

それから、車が増えた。しかもかなり綺麗な車が増えたと思う。(という話をしたらば、昨今の汚職追放運動の結果、高級車は消えた、と言われたけれども。)ダッカ市内の交通渋滞はどう見ても悪化しているので、何らか手を打たないと悲惨な事態を招くのではないか、との印象。急速にすすむ都市化。

韓国資本がどんどん入ってきている。ダッカで滞在したホテルも韓国人が多数宿泊。チッタゴンに行けば、レストランには韓国料理メニューが沢山、滞在したホテルにも韓国人。日本はインドでも出遅れてるけど、バングラでも同様に出遅れた感あり。

好調な経済成長をつづける最貧国、バングラデシュ。BRICsにつづく、「ネクストイレブン」に数えられるだけの可能性があるのか、無いのか。韓国やベトナムとバングラデシュが同じに扱われる「ネクストイレブン」ってのはある種眉唾ものではあるが、かの有名なゴールドマンサックスによる市場評価なのだから、まあ、期待できないこともない、ということでしょう。

さておき、今年は夏山に行けなかった分、秋は山を満喫したい!というわけで、体力を回復するべく、本日、とりあえず、走った。当たり前だけど汗をかく。それにやっぱり疲れるな。あ〓、めんどくさい!

というわけで、我ながら、ジョギングを続けられるかどうか全く自信がない、月曜日の夜である...........。
[世界]

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