夏の大洪水、秋の巨大サイクロンの次はねずみか。
バングラデシュのチッタゴン丘陵地帯でねずみが大発生、畑と作物がやられている。数週間前にインドでねずみ大発生、州政府がねずみ狩を奨励し、ねずみのしっぽを2ルピーで買い上げるというニュース(ねずみのしっぽの山の写真付き 恐いもの見たさの人はこちらをどうぞ
[URL])をみてぎょっとしたのだが、いつの間にやらねずみ集団はバングラに移動していた。
バングラではねずみの大発生は竹の花が咲く50年おきという民話があるそうで、実際、前回の大発生は1958年だったとのこと。
まじめな話、バングラは今未曾有の食糧不足状態にある。サイクロン以降備蓄が払底している政府から「何でも良いから食糧(grain)を!」との支援要請がなされている。
さらにチッタゴン丘陵地帯は少数民族が居住する地域で、政治的にも孤立して来た。政府やその他機関の支援のアウトリーチが気になるところである。
さらにさらに、東からねずみなら、西から鳥インフルエンザ。こちらも「空からカラスが降ってくる」ほど事態が悪化しており、心配のタネは尽きない。
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